【IT用語解説】「サーバ」と「クライアント」を知らない人に言葉だけで説明してみる
IT用語って、IT系の業界の人にとっては当たり前の事でも、知らない人に言葉だけでs津明するのは、なんとも難しかったりします。
技術者として、基本に立ち返り、IT用語を言葉だけで説明してみます。
今回は、「サーバー」と「クライアント」についてです。
「サーバー」と「クライアント」
一般的な用語の意味としては、サーバーとは「提供者」でクライアントは「顧客」です。
そこから転じて、複数台のパソコンが接続するネットワークにおいて、データや機能を提供するパソコンを「サーバー(またはサーバー機)」、それに対し、サーバーのデータや機能を使うパソコンを「クライアント(またはクライアント機)」と言います。
このような、サーバーとクライアントが存在するシステムを、「クライアントサーバーシステム」、または略して「クラサバ」と言ったりします。
ただし、「サーバー」と「クライアント」は必ずしも複数のパソコンに分かれている必要はなく、1台のパソコンに「サーバー」と「クライアント」の両方の機能を持たせるケースもあります。
または、あるクライアント機は別のパソコンのサーバー機になっているケースもあります。
サーバー機はその用途によって、データサーバー(データを一括管理)、メールサーバー(メール機能を管理)など、いろいろな呼ばれ方をします。