IT系フリーランスの技術備忘録

日々の業務で学んだ事の覚書やフィードバックなど。たまに関係ない記事も。

社長になる方法

私は、学生の頃、社長になりたかったです。

 

なんというか、かっこいいと思ったし、お金持ちのイメージもあったし、それに会社員は嫌だなという思いもありました。

 

でも、社長になる方法は、全くわかりませんでした。

 

一体どうすれば社長になれるのか?

 

社長になるためには、一体何を勉強したらいいのか?

 

英語も国語も算数も、教えてくれるところはあります(学習塾)

 

会計士や税理士、弁護士になる為にどうしたらいいのかもわかります(資格をとる)し、教えてくれるところもあります(専門学校)

 

今は、芸人になる為の学校まであります。

 

でも、社長になる方法といえばさっぱりでした。

 

社長になる方法は、今ならわかります。

 

それは、なんだと思いますか?

 

会社法を学ぶ?

 

経営学

 

MBAを取得する?

 

いえいえ、そんなの取得しても、いいところ、その知識を活かして会社員として仕事に役立てるぐらいでしょう?

 

 

では、何なのか?

 

そもそも、社長というのは、発想が違うのです。

 

社長というのは、「価値を生み出す側」です。

 

なので、「何か実現したい事」ありきです。

 

例えば、携帯電話の料金をもっと安くしたいとか、電気カーをもっと普及させたいとか、おいしいアイスクリームを作りたいとか。。。

 

その実現したい事を、自分の為でなく、人の為、それも、友人知人とかではなく、一般的な知り合いでもない人の為にも実現したいと思えることがあるなら、それが「事業」であり、その事業の実現方法の一つとして、会社組織が都合がいいと思い、会社を節理るつするなら、あなたは社長です。

 

なので、まずは「実現したい事業」ありきです。

 

もしもあなたがどんなに才能がありやる気があっても、「どんな事でも一生懸命頑張りますので、社長をやらせてください。」という態度なら、例え肩書が代表取締役になったとしても、それは、会長か、親会社の社長のいう事を聞くだけの、「雇われ社長」と呼ばれる人になるでしょう。

 

繰り返しますが、社長になるには、まず、あなたが実現したい事業があるかどうかが先なのです。

 

実現したいことが無く、単にお金が欲しいとか、楽したいとか、楽しくいきたいとか、自分の為に何かしたい考えなら、いいとか悪いとかではなく、受け身的な考えであり、従業員的な発想です。

 

あくまでも、いいとか悪いとかではありません。

 

悪しからず。

 

しかしながら、私は、情熱的に実現したい事業が無くても何にも問題はないし、特に若い時期は、人の為に実現したい事業なんて無いのが普通だと思います。

 

みんながあこがれるようなプロスポーツ選手や、芸能人だって、立場的には従業員ですし(個人事業主だったり、契約社員という立場かもしれませんが)

 

だから、実現したい事業が無いなら、無理に社長になるのではなく、少しでも自分の働きたい仕事につけるよう努力した方がいいかも。

 

その分野で業績を伸ばすことが出来れば、むしろ、社長の方から、声をかけてくるかもしれません。