「DDL」はテーブルの定義、「DML」はテーブルの操作~OracleのSQL文の種類~
Oracleを使ったお仕事をしていると、会話の最中やドキュメント修正時に、「あれ?この場合どっちだったっけ?」って事になったりしませんか?
私はよくなりますので、この機にきちんと書き記しておこうと思います。
略称 | 名称 | 日本語名 | 意味 |
---|---|---|---|
DDL | Data Definication Language | データ定義言語 | CREATEやDROPなど、データの定義に関する事を行うSQL文。 |
DML | Data Manipulation Language | データ操作言語 | SELECTやINSERTなど、データの操作に関する事を行うSQL文。また、SELECTに関しては、DMLとは別に、Query(問いあわせ)という分類にされることもあるようである。 |
SQL文の種類が問題になる場合、上記の2つが対象となる場合が多いと思うが、他にも、DCL(Data Control Language)という分類をする場合もあるようです。
DCLとは、GRANT、REVOKEなどが対象になるようですが、これは、標準のSQLではなく、Oracle固有の命令も含まれるので、Oracleのマニュアルのは、DCLという表記は無いようです。